診療案内

内科、呼吸器内科

内科

高血圧、糖尿病、脂質異常症といった「生活習慣病」の治療や管理、生活指導、「不明熱(原因不明の熱)」や「倦怠感」などの原因検索といった内科全般の診療を行っています。風邪をひいたとき、ちょっとした体調の変化、気になる症状があるときなど、いつでも気軽に受診してください。

院長は日本内科学会認定総合内科専門医です。

呼吸器内科

院長は、日本呼吸器学会認定呼吸器専門医、日本呼吸器内視鏡学会認定気管支鏡専門医として、長年、肺がんや喘息、COPD(慢性閉塞性肺疾患)などの治療に携わってきました。その経験を生かし、専門的な診断・治療も含めて、地域の皆さまの「呼吸」を支えてまいります。

そのほか、睡眠時無呼吸症候群(SAS)外来や禁煙外来、在宅医療においては、在宅酸素療法や人工呼吸療法などにも対応しています。手術療法に至らない肺がんの内科的管理、そして術後の管理もおまかせいただけます。

COPD(慢性閉塞性肺疾患)

長年の喫煙や、有害物質に汚染された大気に長年さらされていることによって、肺が炎症を起こし、細い気管支から狭くなっていき、呼吸がしにくくなる病気です。

世界的にたいへん多い病気で、なんと死亡原因としては心疾患、脳卒中につづいて第3位の位置をしめるほど。日本でも罹患者は多いはずなのですが、まだまだ病気として気づいていない人が多いのが特徴です。加齢とともになんだか息苦しいと感じられたら、まずは検査を。早めに見極め、管理していくことで、将来も安定した呼吸を保つことができます。

診断は、問診、聴診、血液検査、胸のレントゲン検査、そしてスパイロメーターという呼吸機能検査により、行います。当院では、診断から定期管理まで行うことが可能です。

睡眠時無呼吸症候群(SAS)

睡眠時に無呼吸状態を繰り返すことで、さまざまな合併症を起こす病気です。いびきや夜間によく眠れないことの結果として、日中の眠気・居眠りが発生し、作業効率の低下や居眠り運転事故、労働災害にも発展することがあり、社会的にも問題になっていますね。

この病気は、空気の通り道である上気道が狭くなることで起こり、その要因としては、首まわりの脂肪が多くなる肥満や、扁桃肥大などがあげられます。

当院では、問診および睡眠ポリグラフ検査による診断と、経鼻的持続陽圧呼吸療法(CPAP)という標準治療の定期管理を行います。

 

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喘息

気道に炎症が起こることで、咳、痰、息苦しさ、喘鳴(呼吸する時にゼーゼー、ヒューヒューという音がでる)、胸苦しさなどの症状があらわれる喘息。この地域には多い疾患です。また近年、大人になってから発症する人も増えていて、風邪などにより急性増悪するケースが多いのです。喘息は慢性疾患なので、症状が治まってからも継続した治療が必要になることが多くなります。

当院では、喘息と合わせて、定期的な健康管理を行っていきます。

禁煙外来

内服薬および貼付薬によるニコチン依存症治療を行います。
(現在、内服薬治療は、メーカーからの禁煙治療薬の出荷停止にともない一時的に休止しています。再開の際にはこちらでご案内します。パッチによる治療は可能ですので、一日も早く禁煙に取り組みたい方は、ぜひご相談ください)。

医薬品の自己負担の新たな仕組み

後発医薬品(ジェネリック医薬品)があるお薬で、先発医薬品の処方を希望される場合は、特別の料金をお支払いいただきます。この機会に、後発医薬品の積極的な利用をお願いいたします。

  • 後発医薬品は、先発医薬品と有効成分が同じで、同じように使っていただけるお薬です。
  • 先発医薬品と後発医薬品の薬価差額の4分の1相当を、特別の料金として、医療保険の患者負担と合わせてお支払いいただきます。
  • 先発医薬品を処方・調剤する医療上の必要があると認められる場合等は、特別の料金はかかりません。

当院でできる検査について

生理機能検査

肺機能検査

当院では、肺活量と努力性肺活量を調べる検査装置(スパイロメーター)を導入しています。

肺活量

肺活量とは、胸いっぱい空気を吸い込んだところから、最後まで吐き出したときの空気の量のことです。
間質性肺疾患、肺線維症など、肺が硬くなる病気で、正常値よりも小さくなります。

努力性肺活量

努力性肺活量とは、胸いっぱい空気を吸い込んだところから一気に吐き出したときの空気の量のことです。最初の1秒で吐き出した空気量の割合(1秒率)で、気道の閉塞などを評価します。
気管支喘息や慢性閉塞性肺疾患(COPD)など、気道が狭まる病気で1秒率は減少します。

 

呼気中NO検査

呼気(吐く息)中に含まれる一酸化炭素(NO)の濃度を測定して、気道の炎症状態を評価する検査です。
この検査は、気管支喘息の診断に役立ちます。また、炎症の程度により数値が増減するため、喘息治療が必要かどうかや薬の効果を判断し、薬の投与量の増減を決めるのにも役立ちます。

スパイロメーター
心電図

12誘導心電図検査を行います。両手・両足・胸部に電極を装着し、心臓の筋肉が鼓動を打つために発生する微弱な電気信号を拾って、その波形を記録します。不整脈等の検査に有用です。

血圧脈波検査(ABI)

両腕・両足の血圧を測定し、血管の硬さや詰まり具合を調べます。

心電図

12誘導心電図検査を行います。両手・両足・胸部に電極を装着し、心臓の筋肉が鼓動を打つために発生する微弱な電気信号を拾って、その波形を記録します。不整脈等の検査に有用です。

超音波検査(エコー)

エコーは人の耳に聞こえない高い周波数の音を発生させて、その音の反射を利用して画像化させ、臓器の形態を調べる検査です。検査する部位にゼリーを付けてプローブを当てながら、スクリーニング検査を行います。

検体検査

当院では、血液や尿などの基本的な検体検査を院内で行うことができます。迅速に検査結果を得ることで、適切な診断や治療方針の決定につなげます。

 

血球計測装置(写真)

貧血の指標となるヘモグロビン量、白血球やCRPといった感染症に関わる血球測定を速やかに行います。

HbA1c測定機器

HbA1c(ヘモグロビンA1c)は、過去1~2カ月間の平均血糖状態を反映し、糖尿病の診断や血糖コントロールの指標として重要なものです。わずか1μℓの血液採取で、6分で結果が出ます。

尿分析装置

尿試験紙と呼ばれる、ろ紙に試薬を染み込ませたものを尿に浸し、尿中成分を(+)や(-)で判定する検査です。尿タンパク、尿糖、潜血、白血球などを調べます。

遠心分離機

採血した血液検体は、いち早く血清と血球に分離する必要があります。採血したまま放置すると、正しい結果が出なくなるからです。当院では速やかに血液検体を分離し、院内で擁している機器と、大同病院の検査室との連携により、検査を迅速かつ正確に行うことに努めています。

血球計測装置

X線画像診断(レントゲン)

一般X線撮影に、間接変換FPD(フラットパネルディテクタ)装置を導入しています。これにより患者さまの検査にかかる負担が軽減され、より高画質な画像診断が可能となっています。

この装置の特徴
  • 検査時間が短縮されます(約1秒で画像を確認できます)
  • 被ばく線量が従来方式に比べ低減されています
  • 高画質です
レントゲン室

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